2021年6月26日(土)に、内海造船株式会社 瀬戸田工場において建造中の新造船の命名・進水式を執り行いました。
式典では、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 審議役 川﨑 博 様が本船を『クイーンコーラルクロス』と命名し、支綱切断が弊社代表取締役社長により行われ
無事進水しました。
尚、式典は、新型コロナウイルス感染拡大収束の見通しが立たない中、関係者の安全を最優先に考え規模を縮小して執り行いました。
この「クイーンコーラルクロス」は、昨年行なった船名公募にご参加いただいた435通のうち複数の方からの応募があったものでしたが、選考委員会により厳正なる審査を行ない、「クイーンコーラルクロス」と決定し、その命名理由などから鹿児島県在住の町 聡志 様を、最優秀賞受賞者と決定いたしました。
※ 「クイーンコーラルクロス」の「クロス(CROSS)」とは以下の意味を示す英単語の頭文字を取っています。
C = Comfortability(快適性)
R = Reliability(信頼性)
O = Originality(創造性)
S = Safety(安全性)
S = (for)Seven destinations(就航する航路において寄港する7地域)
「クイーンコーラルクロス」は、2021年11月20日(土)鹿児島発奄美群島経由沖縄向け就航予定であり、多くの皆様にご愛顧頂ける新造船となるよう、引き続き建造進めてまいりますので、新造船就航にご期待くださいますようお願い申し上げます。
【新造船概要】
・総トン数 約8,000トン
・全長 約145m
・全幅 約24m
・旅客定員 655名
・車両搭載能力 トラック約30台(12m)、乗用車約44台
・貨物積載能力 10Fコンテナ約246個、20Fコンテナ約8個
・主機関出力 12,000kW×1基
・速力 約21.0ノット
【PDF】新造船 命名進水式実施について